光を取り入れた明るい木の家|京都木津川市
2021年10月31日
木の家注文住宅 建築実例
住宅密集地ならでは”明るい家をつくりたい”の思いを形にした木のお家/京都府木津川市T様邸

吹き抜けで開放感の感じられるLDに

キッチンからLDを見渡せるオープンな間取り
京都府木津川市に木の家を新築されたT様。建設予定地は住宅が南北に建ち並ぶ住宅密集地でしたので、どのように採光や風通しを確保するかが重要な課題でした。
他社から提案されたプランでは、2階にLDKを設けて採光を確保する…というものでしたが、生活する上で毎日階段を上り下りする労力を考慮し、弊社では1階LDKのご提案をさせていただきました。
南側の隣家との間に空間を作るため、敷地の南側に駐車場を設け、1階LDKに陽の光が入り込みやすいようにしました。その光をLDに取り込むために、リビングは吹き抜けとし、窓を複数配置しました。その結果、夕方近くまで陽の光が入り込むようになり、明るいLDをつくり出すことができました。限られた空間であっても、吹き抜けやリビングステージ階段、収納を確保することによって、開放的に気持ちよく暮らせる空間になりました。

夕方近くでも吹き抜けの窓から光が差し込みます
南面は高窓からの採光となりますので、そこにはリビングステージ階段を配置しました。大きめの踊り場があるこのリビングステージ階段は、LDの一部として使えるようになっています。

今回のリビングスペース階段の踊り場は縦長の形に
こちらのお宅の延床面積は約28坪、はんべ工務店で標準仕様の高断熱&オール4寸です。床に杉の無垢板,玄関・リビングダイニングの壁には珪藻土を使用。自然素材をふんだんに使ったお家になっています。
リビングの吹き抜けには、2階の寝室から出入りのできるキャットウォークを設置し、室内干しができるようにしました。吹き抜けは洗濯物がよく乾くので、重宝されることと思います。また、キャットウォークからリビングにいる家族に声をかけたり、空間の面白さを感じられる楽しい場所でもあります。

洗濯ポールを吊せる金具を設置しています

リビングと吹き抜けが一望できます
対面キッチンカウンターの壁には白いタイルを使い、テーマカラーが”白と無垢の木”のかわいいお家になりました。

キッチンカウンター横やキッチンには造り付けの収納を確保

キッチンは木製扉のものをチョイスされました

奥様お気に入りの食器棚と大工さん手作りのレンジ台で家事の効率アップ⤴
階段下のデッドスペースをいかした収納をつくりました。階段サイドのオープン棚は、テレビや蓄熱暖房などが収納できるようになっています。

階段下を有効利用した収納

洗面脱衣室にも白いタイルを使った広いカウンターの洗面台を作りました。アーチ型の水栓金具や壁付けの照明器具を選ばれ、素敵な洗面コーナーに。洗面台の後ろに容量たっぷりの壁面収納も造り付けました。

手作りの洗面台と壁面収納。かわいさだけでなく実用性も

白いタイルで作った洗面台
お施主様のご希望により、おフロ前の脱衣スペースはタイル敷きに。

おフロ前の床は白いタイル張りで。洗濯機もこちらに置きます

トイレ
ご主人の書斎は落ち着いて使える場所につくりました。机は、無垢の一枚板を使用。ご家族で並んでお使いいただける長めのサイズです。壁面を利用した書棚も設置しました。

ご主人の書斎

可動棚の書棚
子ども部屋は、お子さんが小さいうちはご家族で広く使えるようにワンルームにしています。将来、2部屋に分けて使えるよう、出入り口はあらかじめ2か所つくっています。空気の通り道が良くなるように、建具は引き戸にし、窓と一直線につながるように配置しています。

子ども部屋は最初は広々と使えるフリースペースに

子ども部屋の上部にはロフト
寝室の隣にはウォークインクローゼット。キャットウォークへは寝室から出入りします。

ウォークインクローゼットから寝室・キャットウォークへ
玄関には収納をしっかり確保しました。大工さん造り付けの下駄箱とコート掛け。傘立てスペースも作りました。左手には土間収納も併設。ベビーカーなど家の中にゆったり収納することができます。

収納を確保したゆったり玄関

左側にコート掛け、くつ以外にも色々と収納できるサイズです

土間収納にはオープン棚も設置しました
階段下を一部利用して、外部収納も設置しました。外で作業する道具を片付けられるので便利です。

駐車場から出し入れのできる外部収納

階段下のデッドスペースを有効利用
LDのテラス窓は道路に面しているので、お施主様ご自身でDIYで木製のフェンスを取りつけられました。

ご夫婦で協力して作業されていました

とてもいい雰囲気に完成した木製のフェンス
新居へのお引っ越し後にお願いしたアンケート

1.新築を決められたきっかけや理由(悩み・不便さ)は何でしたか?
結婚を機会にマイホームの購入を考えるようになりました。
中古マンションなども考慮しましたが、一生住む家だし、自分たちの想いの込もった家で暮らしたいと思い、新築を決めました。そうは思ったものの、実際にどうやって家づくりを進めていけばよいのかわからないことが悩みでした。
2.どのように依頼先を探され、何がきっかけで弊社を知りましたか?
家づくりの進め方をインターネットで検索していて、はんべさんを知りました。
3.弊社を知ってすぐにお問い合わせされましたか? されなかったとしたらどんなことが不安になりましたか?
見学に行かせて頂きました。
4.たくさん会社がある中で、弊社を選んで頂いた決め手は何でしたか?
モデルハウス兼自宅を実際に見学させて頂いたことです。
木のぬくもりが感じられ「こんな家に住みたい」と率直に思いました。これから子作り、子育てをしていく私たち夫婦にとって、とても参考になるというか、理想というか…。自分たちがどんな家で暮らしたいかをイメージすることができました。
あとは中村さん夫婦の人柄(第一印象)ですね。1時間程の見学でしたが、余計な気を遣わずに話すことができました。
5.実際に依頼して頂いてみていかがでしたか?(打ち合わせ中・工事中やご入居されて)
良かったです。打ち合わせでは、余計な気を遣わずに伝えたい事を伝えられました。私たちが提案したことに対しての、メリット、デメリットについて経験を踏まえて素直に教えて頂きました。
打ち合わせ中の何気ない会話の中で「いい家を造りたいですから」と仰った中村さんの言葉は今でも覚えています。「私たちの家を一生懸命造ってくれているんだなぁ」と実感しました。はんべさんに依頼して良かったと思ったエピソードのひとつです。
工事中は実際に現場で打ち合わせすることもありましたが、完成がイメージしやすくて良かったです。家の前のウッドフェンスをDIYしましたが、その際にはアドバイスを頂いたり…、工具を借りたり…、当然のように残土処理を引き受けて下さったり…、本当にありがとうございました。
大工さんも、とても親切な方でした。オーブンレンジの高さを心配して下さっていましたが、問題なく、勝手よく使わせて頂いています。
最後に直接、お礼を言えなかったことが心残りです。この場を借りてお礼を言わせて下さい。
「いい家を造って頂いて、ありがとうございました」
入居してからは3カ月が経ちますが、心地よく過ごしています。住みやすいです。寒い環境が苦手な私たちですが、この冬はエアコン1台で過ごして行けました。