子供部屋の実例|一緒に成長する「住実香の家」
2020年3月21日
はんべ工務店の木の家づくり

子どもの成長と共に変化する子供部屋
滋賀のはんべ工務店、お客さま窓口担当の中村由紀子です。
今回は、私たちの自宅でもあるモデルハウス「住実香の家」の子供部屋が、最初は大きな一部屋だったところから、勉強スペースができて、寝るスペースが増え、最終的にそれぞれの子供達の個室へと変化していく様子をご紹介させていただきたいと思います。
当工務店モデルハウス兼自宅の子供部屋の成長実例
モデルハウスは私たちの自宅でもあります。
そのモデルハウスの子供部屋が、子どもの成長に合わせて変化していった実例をご紹介します。

完成した時は大きな一部屋に。フリースペースとして使う
家を建てた当初は、子供達2人はまだ幼稚園に通っていました。そこで、子供部屋は間仕切りをせず、大きな14帖のフリースペースとして完成させました。
主に子供の遊び場と、主人(=代表 中村)のくつろぎの場としてスタート。
中村の読書&くつろぎ用にハンモックを吊しましたが、子供達がゆらゆらしていることもしばしば。床にはプラレールがどんどんと繋げられていきました。親子で戦いごっこをしたり、新聞紙でつくったバットとボールで野球の練習も。
このように家族で使ったり、お友達を呼んでのびのびと遊べる場所としてとても有効に使うことができました。
2階にはロフトもありますので、秘密基地になったり、学校になったりしていました。

フリースペースからあがれるロフトは楽しい空間

ロフトからフリースペース(子ども部屋)が見渡せる
勉強スペースを造り付け
長男が小学生になったのをきっかけに、新しく勉強スペースが誕生しました。壁面を利用した大工さん造り付けの勉強机です。部屋の端から端まで使って、長くしてみました。

大工さん造り付けの勉強机

次男も兄のまねをして読書中
机の真ん中にある本棚のところで2部屋に間仕切りをする予定ですが、今回は机と棚をつくっただけで間仕切りはしませんでした。まだ、その必要がなさそうだったからです。
大空間のフリースペース(子供部屋)での遊び方の実例
2人分の勉強机を造り付けしましたので、それぞれに広々と使うこともできますが、窮屈にも関わらず、隣り合っていつも一緒に遊んでいました。

広い部屋でくっついて遊ぶ兄弟
子供が小さいうちは、このように子供部屋を大きな一室にしておくことで、きょうだいのみならず、家族でも楽しめる部屋となり、コミュニケーションをとるのに役立ってくれます^^

疲れたらハンモックで休憩
フリースペースにはハンモックを吊るしていますが、子供達にとってハンモックはゆっくりお昼寝したり、本を読んだりするためだけのものではありません^^

ハンモックがブランコにもなる
小さい時は、よくブランコになっていました。前の柱を蹴って、どんどんと漕いで行きます!
子供達が小学生の頃に登り棒を取り付けました。

登り棒に挑戦中!
最初は全然登れませんでしたが、徐々に登れるようになりました。やり続けるとできるようになるんですね。

お友達もたくさん来てくれました。

順番に並んで登ったりして大変好評でした♪♪
他にも、ミニ卓球台を購入して、兄弟・家族でよく卓球をしました。

卓球で熱戦を繰りひろげる
子供達の上達が早く、ついていけなくなった私は途中で参加を断念・・・。父(代表 中村)と子どもたちのデッドヒートがよく見られ、家族のコミュニケ―ションに役立ちました。
子供の寝室用にロフトを設置
主寝室に二段ベッドを置き、家族4人で寝ていましたが、長男が4年生になったのを機に、そろそろ一人で寝てみよう・・・ ということで、ちょうど勉強机の上部にロフトを設置して寝る場所にすることにしました。

子供の寝室用にロフト

既存の梁を使ってロフトを作る
既存の梁を利用してつくりました。勾配天井のメリットの一つですね。特段、圧迫感も感じません。
できた当初は長男・次男・中村の3人で寝ていましたが、その後は、長男と私が寝ていました。風が入ってくるのでいい気分ですし、寝心地もよかったです。
必要に応じて子供部屋を間仕切りする
完成から9年目を迎えた頃、長男が中学1年生になり、そろそろ落ち着いて勉強のできるスペースが必要になってきたので、フリースペースを間仕切りし、個室をつくることになりました。

中岡大工さんと中村との間仕切り工事前の打ち合わせ風景
そして大工さんに来てもらって2日足らずで完成! 設計の段階から、間仕切りする場所を考え計画しておくと工事がしやすくなります。

2部屋の子供部屋ができあがりました
壁の代わりに、造り付けの収納棚で部屋の仕切りをしましたので、両部屋ともに大容量の収納ができあがりました。
手前の長男の部屋には、敷居・鴨居をつけましたので引き戸を入れます。広々だったフリースペースは、1部屋の個室と、奥に次男の個人用スペースとなりました。
次男のスペースにはまだ建具はつけていません。行き来が自由な状態になっていますので、兄が気が向いたら弟のスペースに遊びに行ってちょっかいを出しています。
その後、次男が中学生になったのを機に、次男の部屋にも建具を入れました。

子供部屋を間仕切りした後は廊下がフリースペースに
大きなフリースペースだったのが、子供部屋が2つと小さなフリースペースになりました。
小さくなったフリースペースには、ハンモックと読書スペースにソファを置いていますので、気分転換や休憩にみんなが利用しています。
フリースペースと子供部屋の関係は、他にも色々な形があります。お客さまのご希望や間取りの取り方などに応じてご提案させていただいています。