蓄熱暖房は24時間カラダにやさしい暖房設備

2024年12月29日

はんべ工務店の木の家づくり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

蓄熱暖房のご紹介

蓄熱暖房 暖吉くん

蓄熱暖房器は24時間輻射熱でお部屋を暖めてくれる

蓄熱暖房ってどんなもの?

蓄熱暖房とは、暖房機の中に蓄熱体(特殊なレンガ)が入っており、それを割安な深夜電力(約1/3)を使って暖めて蓄熱し、その熱を放出するというもの。

蓄積された熱が輻射熱となって、部屋全体を1日中24時間ゆっくり暖房すしてくれるため、家自体が冷えることなく家の中が常にほんわかと温かく保つことができます。輻射熱を利用することで温度ムラがきわめて少なく、陽だまりにいるような体にやさしいふんわりとした自然なあたたかさが特長です。


ファンヒーターは温風の当たる場所やお部屋の上下で温度ムラが発生しますが、蓄熱暖房はお部屋全体をあたたかく暖房してくれます。 蓄熱の間もゆるやかに放熱をしているので、寝ている夜の間も外気の影響を受けて室温が大きく下がることがなく、朝起きた時も寒く感じにくいのが特徴です。電気を使って暖房するため、お部屋の空気を汚さない安全でクリーンな暖房器です。

はんべ工務店でよく施工する蓄熱暖房器は、株式会社ホクエイの暖吉くん。通常18~22℃程度の室温設定で使用します。この室温は、国内の多くの地域の5月中旬~6月、9月~10月初旬の気温に相当します。

蓄熱暖房のメリット・デメリット

あまり聞きなれない蓄熱暖房器ですが、実際のところどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

【蓄熱暖房のメリット】
・輻射熱を利用した温度ムラのない、体にやさしいふんわりとしたあたたかさ
・24時間暖房
・室内空気がクリーンに保てる
・静かで、臭いもない。石油を買いに行くこともない
・メンテナンスが楽
・しっかり壁・床に固定してしまうので、地震時の転倒がなく、火事になる恐れが少ない
・深夜電力を利用するので、お得な電気料金プランを利用できる

【蓄熱暖房のデメリット】
・重量があるため、据え付けの際に、それに対応した床下地、壁下地が必要
・固定するため、夏場も片づけられない。室内で場所をとる
・暖房器の表面温度は最大で60℃前後あるため、体が触れると火傷をする恐れがある
・床暖房よりは安いが、初期投資額はそこそこ高い
・タイムリーで細かな温度調整が出来ない

蓄熱暖房はこのような方におすすめです

LDに蓄熱暖房を設置

蓄熱暖房の持つ特長から、下記のような方におすすめの暖房器具と言えます。

・冬の寒さが苦手という方
・床暖房の導入をお考えの方
・手軽に扱えて部屋全体が温まるような暖房をご希望の方
・身体にやさしい暖房設備をお考えの方
・24時間暖房を希望される方

主な施工事例「蓄熱暖房のある家」

はんべ工務店で施工させていただいた蓄熱暖房のあるお宅をご紹介します。

【蓄熱暖房をお使いのW様にお聞きしました】

Q2.補助暖房はお使いですか?
A.堀ごたつだけです。
※リビングでくつろいだりされる場合は、 掘りごたつなどの補助暖房が必要と思われます。

Q4.実際に導入されたご感想は?
A.断熱がしっかりされた家であることが条件ですが、非常に暖かく、安全でオススメです。




蓄熱暖房と同様、薪ストーブも輻射熱で暖めます。こちらもはんべ工務店でよく採用されている暖房器具です。



『初めてでも成功させる家づくりのポイント』に戻る

関連コンテンツ