リビングとつながるウッドデッキのある木の家

2022年11月1日

はんべ工務店の木の家づくり

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アウトドアリビングとして使えるウッドデッキのある暮らし

注文住宅のプランのお打ち合わせの際、お施主様からご要望をお伺いすると、「リビングにウッドデッキがほしい」という方が多くいらっしゃいます。「ウッドデッキは後からDIYで作ります」という方も中にはいらっしゃいます。

リビングにウッドデッキがあると、気軽に屋外に出られるという良さがありますね。
☆屋外ソファを置いてくつろいだり…
☆バーベキューをしたり…
☆夏場は子供のビニールプールをしたり…
☆ハンモックを吊して読書やお昼寝zzz
とアイデア次第で色々な場面で活躍してくれます。

ウッドデッキで雪遊び

また、視線に広がりができて本来のリビングよりも、より広い空間に感じられる効果もあります。

モデルハウスLDKのリビングスペースは実質5帖程度しかありませんが、テラス窓からつながるウッドデッキがあることで実際に広く感じられます。

モデルハウスのウッドデッキ

ウッドデッキを有効に活用するための3つのポイント

せっかくウッドデッキがあるのにあまり活用できていないようなお家を見かけることがあります。使えるウッドデッキにするためには、3つ要素があるのではないかと思います。

広さ

適度な広さがないと使い道が限られてしまいます。敷地の関係にもよりますが、奥行きがあまりない場合は、幅を大きくとると、ある程度の広さが確保されます。

目隠し

ウッドデッキに出ると、ご近所さんの目・通行人の視線が気になってあまり出られない、ということもあります。そういう場合は、ウッドデッキに目隠しフェンスをすると気兼ねなくウッドデッキに出られるでしょう。

日よけ

特に南側にあるウッドデッキで、何も遮るものがないところでは夏場は暑くて出られません。布製の庇を出したりしまったりできるオーニングをつけたり、ウッドデッキの上にパーゴラを作っておき、必要に応じてターフを掛けると日陰ができて効果的です。そうすることで、リビング内も涼しく過ごすことができます。

ウッドデッキの素材について

一般的に使用されている種類の木材でウッドデッキを作った場合、完成した当初はきれいでも3~5年してくると風雨にさらされて傷んで使えなくなってきます。

はんべ工務店で施工するウッドデッキは、高耐久&メンテナンスがほぼフリーの「ウリン」という木材を使うことが多いです。ウリンは『アイアンウッド』とも呼ばれ、水の中に入れると沈んでしまう位、とても重くて密度の高い木材です。雨が降っても中に水がしみ込んでいきませんので、耐久性に非常に優れています。メンテナンスの頻度がとても低く、風雨にさらされるウッドデッキにはおすすめの木材です。

イニシャルコストは一般的に使われる木材より高くはなりますが、メンテナンスのことなどを比較すると、つくった後は、塗り替えや作り替えの必要がないのでランニングコストはほぼかかりません。数年に1度ウッドデッキを作り直す費用と手間を考えるら、結果的に高すぎるとは言えないのではないかと思います。

ウッドデッキ下の地面には、湿気が上がってこないようにコンクリートを打ち、鋼製束で長持ちするようにしっかりと支えるとより長持ちします。

ウッドデッキの塗り直しブログ

モデルハウスのウッドデッキは、15年目にして初めて上から色を塗り直しました。ウッドデッキ自体が傷んでいる訳ではなかったのですが、色あせてきたので実施しました。その時の様子はこちらからご覧いただけます。
ウッドデッキの塗り替え(スタッフブログ/livedoorブログ)





ウッドデッキの素材はウリン材

あこがれのウッドデッキ。せっかく作られるのでしたら、しっかりとしたウッドデッキをつくって、第2のリビングとしてどんどん使える空間になるように計画されることをおすすめします^^



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